研究の概要
世の中は便利なネットワークサービスであふれていますが、不正アクセス防止などとともに、行動履歴などのプライバシー情報の保護も重要です。計算機基礎学研究室ではプライバシーを保護した安全なネットワーク社会を実現するための暗号や認証について研究しています。また、コンピュータの可能性を探る基礎的研究として、セルオートマトン、可逆コンピューティング、計算複雑性理論などを研究しています。
研究室での研究、指導
計算機基礎学研究室では、主に理論的な研究を行っているため、研究室での指導はテキストの輪講や論文の講読、卒業研究の内容に関するディスカッション等が主となります。卒業研究のテーマは教員があらかじめ決まったものを提示するのではなく、学生さんとの議論することで適性に合ったものを見いだしていきます。理論の研究室のため、一見、具体的な応用をイメージしにくいかもしれませんが、基礎的であるが故に、それらの知識や考え方を習得することで、情報科学、コンピュータサイエンスのあらゆる分野で役に立つ基礎体力を培うことにつながります。
研究室見学
計算機基礎学研究室についてより詳しく知りたい場合には電子メールで imai@iec.hiroshima-u.ac.jp 宛に気軽に問い合わせてください。さらに具体的に話を聞いてみたいという場合には随時研究室で対応します。ぜひ、見学に来てください。また、例年8月にオープンキャンパスがあります。オープンキャンパスでは研究内容のポスターを展示しています。ぜひ見に来てください。
Sorry, this entry is only available in Japanese.