こんにちは!はまでぃ~からバトンを受け取ったM2のだっちです。
今回は、院生の就活及びスケジュールについて、私自身の体験談を交えてお話ししたいと思います。
「学部時代に就活をしていなくて、何をどうすればいいのかわからない…」そんな不安を抱える院生の方、意外と多いのではないでしょうか。かく言う私もその一人でした。
この記事が、そんな皆さんの参考になれば幸いです。
- 大学院入学~5月
最初に取り組んだのは、先輩から送られてきた就活サイトの招待リンクを活用していくつか登録することでした。これらのサイトは登録条件を満たすとAmazonギフト券をもらえることも多いので、やって損はないですね。
また、この頃から説明会に参加し、興味のある業界や企業について少しずつ調べ始めました。
「院生だから専門性を活かした職を選ばなければならない」という先入観もありましたが、実際には全然関係のない業界に進む方も多いことに気づきました。
- 6月~7月
この時期になると、夏インターンの募集が本格化します。締切は企業ごとに異なるので、スケジュール管理を徹底しましょう(私はこれで2回ほど締切を逃しました…)。
夏インターンは競争率が高いことで有名です。私は15社ほどエントリーシート(ES)を提出しました。落ちることも多いですが、回数をこなすことで次第に慣れてきます。この時期を練習期間と考えて、場数を踏むのがおすすめです!
- 8月~9月
夏インターン本番!業務体験や社員の方との交流ができる貴重な機会です。評価が良ければ早期選考に呼ばれることもあるので、全力で臨みましょう!
また、同じインターンに参加している学生と情報交換をすることも良いと思います。
- 10月~11月
冬季インターンの募集が始まります。夏インターンほど倍率が高くないので、挑戦する価値大です。特に夏インターンでうまくいかなかった方や、この頃から就活をスタートする方にはおすすめです。
ちなみに、私は夏インターンで燃え尽きてこの時期はしばらく「お休みモード」でした(笑)。とはいえ、自己分析や企業研究をやり直す時間として有意義に過ごすのも良いかと思います。
自分の後輩はこの時期から内々定をもらってる人もいて、就活の早期化をひしひしと感じます。
- 12月~翌1月
この時期になると、冬季インターンや早期選考が活発化します。早い人は内々定をもらい始める頃ですね。
また、本選考に向けた企業説明会も増えるので、自分の志望企業を絞り込んでおくと効率よく動けます。
自分はやっていませんが、キャリアセンターなどを使いOB・OG訪問を行うこともおすすめです。
- 2月~ 3月
本選考がいよいよ始まります!学校推薦もこの時期から動き出すので、必要であればしっかり準備しておきましょう。
周りが内々定をもらって焦る時期ですが、慌てず納得のいく選択ができるようにマイペースを心がけてください
- 4月~ 5月
就活の最終段階です。多くの人が内定先を決め、この頃から徐々に就活終了ムードになっていきます。
内定をもらったとしても、自分が本当に入社したい企業であるかを冷静に吟味して後悔のない決断をしましょう。
私もこの時期に就活を終了しました。
以上が情報科学を専攻している院生就活の一例です。
志望する業界、業種によってある程度変わってきますので参考程度に捉えてください。
以下は私が就活で大事だと感じたポイントです。
- 面接では笑顔で、感じの良いコミュニケーションを
面接は「一緒に働きたい!」と思ってもらう場です。明るくハキハキとした受け答えを心がけましょう。
- ESの誤字脱字チェックは念入りに
私はChatGPTに頼りました!私の拙い文章を美しい表現に変えてくれるので、本当に助かりました。AIとタッグを組むのも一つの戦略です。
- 話に一貫性、具体性を持つ
ES,面接どちらにおいても話に一貫性を持たせることを意識した方が良いです。特に一次面接、二次面接など面接ごとの話の一貫性が取れないという場合も良くないので、
面接でどんな質問が来てどんな回答をしたのかメモをすることをおすすめします。また、話に具体性がないと説得力も無くなるので、具体例などを用いて補強してください。
- 推薦は確実に内定をもらえる訳ではない
推薦は”就活の準備を念入りにした人”でも落ちる可能性があります。実際に自分の周りでもインターンに参加するなど、準備をしっかりした人でも落ちてしまった人がいました。
また、推薦に合格した場合は、選考中の全企業の選考、内定を必ず断る必要があります。なので、推薦を使う企業はよく考えて選びましょう。
- ストレス解消を行う
就活はどうしても選考で落ちてしまったり、周りの人と比べたりして落ち込むこともあります。そういった時にストレスを紛らわす方法があると気が楽になります。
自分はアニメが好きなのでよく見てました。皆さんは見ていますか?
ちなみに自分は就活をしていた時、ハマったアニメがあります。
それが「ガールズバンドクライ」です。
「けいおん!」や「ぼっち・ざ・ろっく!」と似たようなガールズバンドのアニメですが,
この作品は全編CGで作られており、キャラクターの細かな表情や仕草、ライブシーンの躍動感が素晴らしく、現在の3Dアニメの到達点だなと自分は感じるほど完成度が高かったです。
ネタバレになってしまうのであまり多くは書きませんが, 主人公である「井芹 仁菜」は”私は間違ってない”という信念を掲げ、バンド活動を通じて自分を貫きます。
彼女が直面する数々の困難や葛藤の描写がとてもリアルで、「自分らしさを貫く」ことの大切さを改めて感じさせてくれるストーリーです。就活や研究の息抜きに、ぜひ見てみてください。
ところで、ふと思うのですが、「就活」と「ロックバンド」 って似ているようで正反対ですよね。
就活では企業に「好印象」を与えるために、ある意味で「型に合わせた自分」を演じる場面が多くあります。自分の強みをアピールしつつも、企業の求める人物像に沿った回答や行動を心がける必要があります。言ってみれば、「企業の期待に応える自分」を表現する場です。
一方、ロックバンド では「ありのままの自分」を表現することが価値とされます。感情や信念、個性をそのまま音楽やパフォーマンスに込め、型にとらわれず自由に表現することで、人の心を打つものが生まれます。
就活中の私もそうでしたが、企業が求める人物像に合わせるあまり、自分を「演じて」ESや面接に挑んでしまうことがありました。でも、そんな風に無理をして内定をもらった場合、入社後も「演じた自分」で働き続けることになるかもしれません。
もちろん、企業に合わせる努力も大切です。しかし、自分の特性が企業の求めるものと違う時、それを「個性」として自信を持って伝える姿勢も必要です。むしろ、それこそが「ロックバンド」のようなありのままの自分らしさをアピールするチャンスだと思います。
この文章が少しでも参考になれば幸いです。皆さんの就活がうまくいくよう、応援しています!
次はあいばらです、お楽しみに!